冷凍ピザの解凍めんどくさいな~。凍ったままフライパンで焼いてもいいかな?
冷凍ピザを凍ったままフライパンで焼くと「時間がかかった挙句、失敗…!」という結果になりやすいですよ!!
冷凍ピザをおいしく食べる鍵は【自然解凍】すること。
手間を省きたい気持ちをぐっとこらえて、解凍してからフライパンで焼きましょう。
とはいえ、他の料理が出揃ったからすぐに焼き上げたいときもありますよね。
そんなときは電子レンジを使うのが最も時短になりますよ。
お手元にある凍ったままのピザは、以前あなたがウキウキで買っておいたもののはず。
本記事でおいしく食べるために必要な知識を伝授しますので、家族大絶賛の絶品ピザに焼き上げましょう♪
冷凍ピザをフライパンで凍ったまま焼いていい?
冷凍ピザは凍ったままではなく、自然解凍してからフライパンで焼く方がおいしいです。
ピザの調理には全方向からの加熱が必要なため、フライパンでは火の通り具合にバラつきがでやすくなりますよ。
しっかりと火を通そうと長時間加熱すると生地の底やミミが焦げ、反対に短時間では中心部が冷たいままになってしまいます。
焦げないように弱火で気を付けて焼けば良いのですが、それでは結局時間と手間がかかってしまうでしょう。
おいしいピザを焼くためには、冷蔵庫で2~3時間または常温で30分~1時間ほどかけて自然解凍するのをおすすめします。
今すぐ冷凍ピザが食べたい!そんなときはどうする?
自然解凍をしている時間がないなら、電子レンジを使いましょう。
電子レンジの解凍機能や、200Wで2〜3分加熱するとちょうどよく解凍できますよ。
長時間あたためすぎると生地内部の水分が蒸発し、食感が悪くなってしまうので要注意。
様子を見ながら少しずつ解凍していきましょう。
500Wのレンジ調理で解凍する場合は30秒ずつ様子を見ると良いですね。
フライパン調理で失敗するのはどうして?
底面に熱が集中するフライパン調理では、ピザの表面や具に火が通るまでに時間がかかります。
石窯やオーブンで焼いたピザがおいしいのは、様々な方向から均一に熱が伝わるためです。
フライパン調理の際は、フタで熱を逃がさないようにするだけでも失敗の可能性は減るでしょう。
冷凍ピザをフライパンで焼いたときに多い失敗は以下の3つです。
- 全体に火が通らなかった
- 油で生地がべちゃっとする
- 生地がフライパンやホイルにくっついてボロボロになった
この3つの失敗の原因と、フライパンで焼くコツを詳しく解説していきますね。
加熱がピザ全体に行きわたらない!
食べてみたら中心がまだ冷たかった…!
まずは生地の中心や具がしっかりと解凍されているかを確認し、加熱時にはフタをしましょう。
フライパン下面からの加熱のみでは不十分なので、フタをしてオーブンの状態に近づけます。
フライパン内部に熱がこもることで、表面や具にも熱が行きわたりやすくなりますよ。
冷凍ピザの上にアルミホイルをかぶせるのも効果的です。
余計な油分が多い
なんだか生地がべちゃっとしている…!
生地をカリッとさせようと、フライパンに多めの油をひいてしまうと生地が余分に油を吸ってしまいます。
油をひく場合はキッチンペーパーなどを使って薄く延ばすようにしましょう。
テフロン加工のフライパンであれば、油をひかずにそのまま焼いてもOK。
フライパン用アルミホイルやクッキングシートを敷くのも良いですね。
生地がくっついてしまう
フライパンやホイルに生地がくっついて、破けちゃった…。
冷凍ピザの生地についた霜や氷が加熱時に解け、水分量が過剰になると生地がくっつきやすくなります。
テフロン加工されていないフライパンや通常のアルミホイルだと、焼き上がりに上手にお皿に移せません。
フライパンに薄く油をひくか、くっつかないアルミホイルを使いましょう。
通常のアルミホイルであれば、一度くしゃくしゃにしてから広げて使えばOK。
生地とホイルの間に隙間ができるので、くっつきにくくなりますよ。
冷凍ピザのおいしい焼き方【フライパン編】
フライパンを使った、冷凍ピザの焼き方をまとめてみました。
失敗しないための注意点に加えて、おいしく仕上げるためのコツも紹介します。
- 1ピザを解凍する
自然解凍または電子レンジでピザの温度を戻します。
- 自然解凍:2〜3時間
- 電子レンジ:200W3分、500W30秒ずつ
中心部や具が解凍できているかを確認しましょう。
- 2フライパンの用意
生地がくっつかないように準備します。
- 油をキッチンペーパーで薄くひく
- くっつかないアルミホイルかクッキングシートを敷く
- 普通のアルミホイルなら一度くしゃくしゃにする
- テフロン加工のフライパンならそのままでOK
- 3ピザ生地のミミを軽く湿らせる
霧吹きや濡らしたキッチンペーパーで、ミミに水分を含ませると生地がもっちり仕上がります。
『追いチーズ』をするならこのタイミング!
- 4ふたをして弱火で加熱する
全体に火が入るように、弱火で5分〜15分加熱します。
焼きすぎないようにこまめに様子を確認しましょう。
- 5全体に火が通ったら、フタをとり強火で5秒加熱
最後に強火で加熱すると、カリッとした食感になります。
- 6上からバーナーで炙って表面に焼き目をつける
バーナーで生地やチーズを少し炙ると、お店のような本格的な味わいになります。
カリカリのピザがお好きなら、ミミに水分を含ませなくても良いです。
また反対に、生地をもちもちにしたい場合は最後に強火で加熱を省略しても良いでしょう。
チーズを追加する『追いチーズ』やトッピングを増やしたいときには、加熱前に加えると良いですよ。
解凍や焼くのに必要な時間は季節やキッチン家電の火力によって異なります。
また商品パッケージや付属の説明書きに準じた焼き方が、1番間違いがありません。
パッケージを確認して、都度調整しながら焼いてみてくださいね。
冷凍ピザのおいしい焼き方【トースター編】
なんだかフライパンで焼くのも、意外に手間がかかるわね…。
手順の数を考えれば、フライパンよりもオーブントースターの方が楽チンですよ。
食べたい時に冷凍ピザが凍ったままなら、オーブントースターで焼いた方が失敗しにくいのでおすすめです。
- 1オーブントースターを3〜5分余熱する
庫内をしっかり温めましょう。
- 2冷凍ピザの上にアルミホイルをかぶせて約10分温める
様子を見ながら、温め足りなければ時間を延長してください。
- 3ピザが温まったらホイルを外し、好みの焼き加減まで焼き上げる
上火に切り替えると溶けたチーズに焦げ目がついておいしいですよ。
フライパンと同様にしっかり解凍したりミミを湿らせたりするのも良いでしょう。
トースターに入れっぱなしにできるので、手順は少なくなって楽チンです。
しかしホールサイズの冷凍ピザは、オーブントースターに入らないことも多いでしょう。
その場合はあらかじめ切り分けて、ピースの状態で加熱しなければなりません。
あなたが楽チンだと思うやり方で、冷凍ピザを焼いてくださいね。
冷凍ピザはフライパンで凍ったまま焼いてOK?のまとめ
- 冷凍ピザをフライパンで焼くなら凍ったままより、自然解凍後の方がおいしくなる
- 自然解凍する時間がないなら、電子レンジ200Wで2〜3分加熱し解凍すると良い
- フライパンは底面に熱が集中するため、表面や具に火が通るまで時間がかかる
- しっかりと解凍し、加熱時にフライパンにフタをして焼くのがおすすめ
- 油をひく場合は薄めに伸ばすか、アルミホイルやクッキングシートを使うと良い
- 食べたい時に冷凍ピザが凍っているなら、フライパンよりオーブントースターの方が失敗しにくくておすすめ
冷凍ピザは凍ったままフライパンで焼くと失敗しやすいです。
用意が楽ちんで家族もよろこぶ冷凍ピザ、おいしく食べるカギは「解凍」ですよ♪
時間がないときは電子レンジを頼りましょう!!
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